Medvent Report【八重洲ブックセンター 講演会】 幡野広志(写真家)×西 智弘(医師) 

八重洲ブックセンター 講演会】😊 2019年8月31日
幡野広志(写真家)×西 智弘(医師)
※「医師は患者が
知らない世界を知っていて、
患者は医師が
見えない世界が見えている」

写真家で、鋭く 冷静に自他を見つめ、それを率直に伝えるがん患者の幡野さんと、広い視野と柔らかな感性を持ち、患者の人生をstoryと捉えて治療にあたる緩和ケア医の西 智弘先生との講演会。
いま、この2人を引き合わせた運命は、今後の医療のための、神様の采配だったのかもしれないと思わせるようなものでした。
安楽死、緩和ケア、がん患者とその家族、医師やスタッフの想いについて。患者と医療者にたとえ溝があったとしても 、互いにコミュニケーションを取り 、患者の望む死を迎えることができるよう共に歩んでいく(西氏) 医療者に寄り添ってもらいつつも、最後まで、自分らしく生き抜いていきたい。確実に医療は進歩している。そのような世界に30年後?はなっているだろう(幡野氏)
ふたりの伝道者が開く未来のその先に、自分らしく生きて、自ら望む死を迎えることができる世界が広がっているのを想像しながら、生きる意味も考えることができる本です。

※西 智弘著者『 がんを抱えて、自分らしく生きたい がんと共に生きた人が緩和ケア医に伝えた10の言葉』の帯、幡野広志さんご紹介文より

※最新刊  幡野広志 著者『 ぼくたちが 選べなかったことを、選びなおすために。

※写真  幡野広志 著者『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる

#幡野広志 #西智弘