Medvent Report 第37回地域包括ケアをしっかり勉強する会 ~製薬会社と地域包括ケア~

【医桜 ・Health Communication Facilitator吉田智美氏より】8月21日

製薬企業と地域包括ケアについて、学んできました。製薬企業の現状や課題、地域包括ケアにどう貢献していくのかなど。やはり、病院 ・企業・行政・医師・薬剤師・MRの立場や視点からの意見の相違や、それをうめるための疎通がうまく行かず、それぞれの利潤追求、個々の対策を押し進めることが問題になっているように思えました。コミュニケーション不足も要因かと。
(人々が、日々健康な生活を送り、生涯を終えられるようする)という医療の目的は共通しているのに、医療制度や歴史の観点からも、環境や時代が更新していても、従来型仕様を抜けきれておらず、個々に権限と責任がありすぎることの弊害もわかりました。
いま、アナログから圧倒的進化でデジタルに情報デバイスもコミュニケーションも変わってきています。でも人々の気持ちや、願いだけは変わらないので、真の目的を見失わず、その時代の環境に順応すべく互いの相違を知る、連携できるところはするという『 意識 』のイノベーションの必要性も感じます。
製薬企業支援の障害を持つかたの地域活動(収益もあげる)を応援する仕組みのご紹介もあり、そのような支援は今後、地域包括ケアのひとつとして広がるといいなと思います。

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