参加レポートです。
【第44回 #OMCEセミナー 】国立がん研究センター東病院 消化管内科 吉野孝之先生
テーマは『#大腸がん』
・大腸癌の基本知識 ・切除不能大腸癌の一次・二次治療 ・臓器横断的ゲノム診療の幕開け・術後補助化学療法・有望な治験結果を知ろう・プレシジョンメディシン実現への挑戦など
がんは想像以上に巧妙で、複雑で、やっかいなものの印象を正直受けました。まさに医師、医療スタッフと患者が、タッグを組んで立ち向かわなければならない相手なんだと。
基本的には診療ガイドライン(専門の医師によって作成、更新される)とがんの進行ステージに沿って、治療・手術・薬の投与が施されますが、やはり患者によっては強い副作用がでたり、効果がなかったり、途中でがんが変化することもあり、その都度それぞれの患者に対しての細やかな医療が求められるからです。時として長く辛い道のりです。
吉野先生はそんなとき、先生に言いづらいと思わないで治療をやめたい(1回の結果がわかるまでの6-8週間はできるだけ継続)、休みたい 、薬の変更などの相談はしてもいい、臨床にもバリエーションがあるとお話されていました。〖 がんと闘うことを諦めないでいられること 〗が、大事なのかもしれませんね。
詳細・お申込み https://oncolo.jp/event/omce20190823
開催終了