医療ドラマ解説、SNSでは知らないひとはいない?けいゆう先生(山本健人 消化器外科専門医)のトーク&サイン会イベントに行ってきました。#外科医けいゆう先生が贈る初期研修の知恵
#医者が教える正しい病院のかかり方
テーマは【医者と患者のすれ違い】患者側or医療者側立場から事例とまとめです。
【事例1 】未知の親類への説明不足
患者ため、介護者のためを思って外した人工呼吸器。その後に突如現れた親戚からの訴訟
まとめ①大事な病状説明は全員集合!(ドラマコードブルー2nd シーズンより)
【事例2 】後医は名医
皮膚が赤くなる→A医師受診→抗生物質をもらう→効かなくて、別のB医師のところで再受診→A医師に貰った薬は飲まないように言われる→治る→B医師最高!となりがちだが、B医師は(抗生物質では治らないという病気の情報を得てから)診断している。後の医師のほうが情報、時間経過があるだけ優位なわけで、A医師より名医というわけではない。(医療者は承知済み)
まとめ②同じ医師にかかり続けるのが大切
【事例3 】誤診という誤解
風邪ひく→受診(様子見)→3日後肺炎→早めに手をうてたはず!?誤診 ?ではなく、急激に病状が変化することもある。初見でも見抜くことは難しい。
まとめ③再診のタイミングは聞き逃さない。
【事例4】 見通しの共有不足
まとめ④見通し=起こりうる変化は聞いておく
【事例5】 セカンドオピニオンの誤解
セカンドオピニオンは受診、治療してもらえる?→意見だけ。ファースト診断と同じことも多い。コンセンサスを得てほぼ同じ治療が通常。(例外あり)
まとめ⑤ セカンドオピニオンは話を聞くだけ
ずっと、(あるあるある)とうなづきながら、聞いていました。ほんの少しのコミュニケーション不足から起こりうることばかり。患者も賢くなって受診しなければと強く思いました。当直あがりで3時間しか寝てないけど、しっかり冴えているとお話されていた、患者のために、医療者のために、悲しい結果にならないように縦横無尽にご活躍されるけいゆう先生は、正真正銘の名医ですね😊 ありがとうございました。
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