【第5回山本雄士ゼミ〜新しいモデルの高齢者プライマリ・ケア〜】
9/21(土)に開催される本年度第5回山本雄士ゼミでは、米国のプライマリ・ケア診療所チェーンであるOak Street Healthを取り扱います。
2013年、当時31歳の3人の共同創業者によって設立されたOak Street Health。シカゴ周辺の医療資源の不足した地域で、メディケアによってカバーされた高齢者を対象に、包括的なプライマリ・ケアを提供しています。その特徴は、一次予防と慢性疾患の管理に重点を置いた、多職種チームからなる診療体制。また保険償還の面では、従来の出来高払いとは異なり、急性期・回復期も含めた人頭払いによる支払いを受けています。2016年には診療所を19に、診療の対象となる患者も22,000人に拡大しました。また、入院率が地域平均と比して40%低いなど全米上位10%以内に入る優れた診療成績を誇り、患者満足度は95%を超えています。
2016年末の時点で、Oak Streetには地理的拡大や対象患者層の拡大など、いくつかの成長の選択肢がありました。ケースディスカッションでは、Oak Streetが提供するプライマリ・ケアのビジネスモデルを検討するとともに、今後の成長の道筋を探り、また日本のプライマリ・ケアへの示唆も導きます。
【スケジュール】
15:00-15:50 プレゼミ(自由参加)
・ゼミで何が論点になりそうなのかを他の参加者と一緒に事前に考えてみたい。
・ケース内容をゼミ前に復習したい。
・他の参加者との距離を縮めたい。
・ゼミ初参加で心配…
そんな皆様のために、ゼミについてのプレガイダンス及びケース内容の共有、参加者同士のアイスブレイクを行います。
16:00-19:00 ケースディスカッション
あるケース・スタディ(事例研究)をあらかじめ読んできて、参加者のみなさんでのディスカッションを行います。講師はファシリテーターを務めます。講師が問いを立て、参加者は挙手の上で発言し、それに講師が応答する形で展開していきます。ハーバードをはじめ、世界中のビジネス・スクールで用いられている授業の形式です。
ケースディスカッションの主役は、参加者の皆さんです!講師は問いの枠組みを作ることで議論をリードしますが、それに対する「正解」は教えてくれません。ケースの内容を基にして、なぜこのような仕組みになっているのか、その意思決定に賛成か反対か、どうしたらうまくいくと思うか、などなど正解のない問いを考えていきます。
宿題として事前にケースを読んでいただきますが、前提となる知識に関してはプレゼミ(15:00~15:50)で確認できるので安心です。
19:00-21:00 懇親会(自由参加)
毎回、参加者同士そして山本先生も交えたエンドレストークが繰り広げられます。ゼミに参加するからには懇親会まで出ないと勿体無い!皆さま奮ってご参加ください。
【場所】
日本橋ライフサイエンスビルディング2階大会議室
〒103-0023 東京都 中央区日本橋室町2-3-11
アクセス:地下鉄銀座線・半蔵門線「三越前」A6出口より徒歩約3分.
JR総武快速線「新日本橋」5番出口より徒歩約3分
申し込み ※上記チケットマークをクリックしてください。
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○山本雄士ゼミとは
⚫︎毎月1回、山本雄士氏のファシリテートのもと、参加者全体で行うビジネススクール式ケースディスカッションを行います。それを通して、
①医療の世界の全体像を俯瞰する
②課題解決のための人や組織の動かし方を学ぶ
③正解のない課題に対峙する思考を訓練する
ことの3つを目的としています。
⚫︎参加者は学生から社会人まで50~60人ほど。誰でもいつでも参加可能です!医療界を様々な形で担っている/担うことになるメンバー同士の繋がりは、ゼミの大きな魅力の1つ。大学のゼミのような固定メンバーではなく、その回のテーマに応じて学生・社会人問わず参加者を募るオープンなゼミです。
○講師紹介
山本雄士(やまもとゆうじ)
1999年東京大学医学部を卒業後、同付属病院、都立病院などで循環器内科、救急医療などに従事。2007年Harvard Business School修了。
現在、株式会社ミナケア代表取締役、ソニーコンピュータサイエンス研究所リサーチャーを兼任。2014年日本起業家賞受賞。厚生労働省保健医療2035推進参与のメンバー。また教育活動として山本雄士ゼミを主宰し、過去には、慶應義塾大学クリニカルリサーチセンター客員准教授、内閣官房医療イノベーション推進室 企画調査官などを歴任。ヘルスケア全体のシステムマネジメントを中心に、政策提言や講演活動を国内外で行う。
海外医療制度の6か国目は、みんな大好きオランダの医療制度です。
日本と仲良し、オランダ!
医療領域ならば、「メス」「ピンセット」などのオランダ語が医療分野に普及してますよね!
オランダは社会保険モデルによる国民皆保険制度が存在し、医療保険と介護保険で別制度になっています。ちなみに医療保険は民間企業が引受人になっており、保険者と医療機関の間で管理競争政策を採っています。
オランダの医療制度は他の西洋諸国と比べて非常に効率的とされています。
さて、ここまでの国を参考に説明をすると
オランダは家庭医制度が導入されており、プライマリーケアを担当しています。
また『ビュートゾルフ』に代表されるような訪問看護などに特徴があり、高く評価されています。まぁ、この辺りは専門の方もチラホラいますが、オランダの制度全体を俯瞰して理解している人は少ないので、そういう意味では訪問看護の方も面白いかもしれません。
もともと高福祉国ですし、中福祉国の日本とは設計が異なりますが、アメリカやドイツより評価をされてる事もある、オランダの医療制度、興味深いです。
日 時:2019年9月25日(水) 19時00分~21時00分
場 所:北とぴあ 701号室
テーマ:海外医療制度「オランダの医療制度」
講 師:溝口博重(株式会社AMI&I 代表取締役)
参加費:3000円
定 員:30名
備 考:終了後、有志参加による懇親会を実施します。
申 込:https://toukon.izakura.jp/event/detail/261
過去の開催は以下の通り。
1か国目 イギリス
2か国目 フランス
3か国目 ドイツ
4か国目 アメリカ
5か国目 中国
6か国目 オランダ ← 9月はここ
7か国目 オーストラリア(予定)
オンコロが主催する、がん情報究極のセミナー
原則、毎月第4金曜日に対象のテーマのエキスパートをお招きし、最新の医療情報の講義と、ディスカッションを組み合わせた充実のプログラムです。
がんの患者さん、ご家族、ご友人、医療機関スタッフ、現場の声を聞きたい製薬企業の皆さんなど、どなたでもご参加いただけます。
開催スケジュール
【第45回】肺がん(小細胞肺がん)
9月27日(金)
19:00~20:30
近畿大学医学部 腫瘍内科部門臨床腫瘍内科
中川 和彦 先生
注意事項
・各回事前申し込みが必要です。
・定員に達し次第、お申し込みを締め切らせていただきます。
・締め切りになった時点で、上記各月の「申し込みフォーム」ボタンは閉じさせていただきます。
東京都医師会は、男女共同参画の視点から様々なモデル像
日時:9月28日(土)14:00~17:00
対象:医学生、研修医等
お申込:事前申込み制
※詳細は以下をご確認下さい
https://
第29回医仁塾は、初めての大阪開催となります。
近年、多くの病院・診療所が業務効率化の為に自動精算機や電子カルテなどを取り入れています。
日本の高齢者数は、3,515万人であり、高齢化率は27,7%に達しました。
国民にとって医療の確保は重要です。一方で、医師の労働環境の整備は進んでいません。
医師の長時間労働の背景には、医療機関における業務や組織のマネジメントの課題、医師の需要や偏在、地域医療提供体制の機能分化・連携が不十分な地域の存在、医療介護連携などの課題が絡み合って存在すると言われています。
医師の働き方の特性を踏まえ、実態に沿った議論が必要なのです。
そこで今回、MICTコンサルティング株式会社 大西 大輔氏と株式会社エグゼメディカル高山のパネルディスカッションで参加者様と医療機関の生産性向上策について議論を深めます。
チケット申し込み
アンメット・メディカル・ニーズの中でも特に需要の高い「がん」。 医薬品の開発件数のトップ3を「がん」が占めています。クオリティの高い治験の実施を実現するため、臨床開発において重要な役割を担っている臨床開発モニター(CRA)の専門性を高めることを目的に、本イベントを開催致します。東京・大阪・福岡とシリーズで、著名な治験医師から「がん」の知識を学ぶと共に、治験医師はCRAに何を求めるのかを伺います。情報交換会(懇親会)では、直接先生方と交流・ご質問頂けます。
近年の医薬品開発は、高度化、個別化が進んでおり、適切な医薬品開発を行う上で、臨床開発職の専門性向上がこれまで以上に求められています。本セミナーイベントは、日本を代表するがん専門医4名のセミナー講演を聴講することによりCRAが専門性を向上させる他、それぞれの専門医との活発的な情報交換の場としての活用できることを目指します。
概要
本イベントは、臨床開発モニターがより高い専門性を身に着け、質の高い治験へと繋げることを目的に開催致します。
日時
2019年10月10日(木)
18:30 受付開始
19:00~20:00 セミナー
20:00~21:00 懇親会(情報交換会)
講師:高野 利実 先生
虎の門病院 臨床腫瘍科 部長
会場
TKP東京駅日本橋カンファレンスセンター
東京都中央区八重洲1丁目2-16 TGビル
セミナー内容
内容:乳がんの薬物治療、CRA に求めること 等
※製薬業界に勤めている方対象となります。一般の方は参加できません。
医療の充実〜完成で、人類はそう易々とは死なない・死ね
もはや長寿は当たり前のこととなり、ただ長生きするだけ
93期の奥先生は、東大医学部出身のドクター。放射線医
なお、六稜トークリレーは同窓会の主催事業ですが、卒業
※終了時間未定
【公開国際会議のご案内】
The 10th APRU Population Aging Conference
―A New Paradigm in the Era of the 100-year Life Span: The Search for Social and Scientific Solutions―
グローバルヘルス人材戦略センター長、慶應義塾大学特任教授の中谷比呂樹先生からの共有をさせていただきます。
APRU(環太平洋大学協会)の公開国際会議が、10/13,14に慶應義塾大学三田キャンパスに於いて開催されます。
国際問題や国際保健に関心のある方へ是非オススメです。ハイライトは13日夕方の交流集会と14日午後の総括セッションです。社会の中での医学を考えるきっかけになるでしょう。大臣との対話集会もあります。フロアからの発言もできるので、貴重な機会になると思います!
プログラム概要はこちらです。
日時:2019年10月13日(日),14日(月)
場所:慶應義塾大学三田キャンパス
プログラムなど会議の詳細と登録
使用言語:英語
↓↓以下、詳細です↓↓
アジアは日本を先頭に急速に高齢化しています。その問題の深刻さを共有し、解決策を探るため、環太平洋大学協会(APRU)の加盟校は、毎年研究会を開催しています。今回の主管校慶應においては、医学と社会との多セクター協力によって豊かな人生100年時代を切り開く論議を行います。その主体は、次世代を担う日本とアジアの大学院生・若手研究者・教育者で活発な交流が期待されます。また、最終日には、アジア・太平洋諸国の厚生大臣等の指導者の方々との対話セッションもあり、得られた知見を域内の国・地域に還元して,政策立案に貢献することを目指しています。更に、日経-FT Super Active Aging Society Conference (10月15日・東京),経産省/厚労省 Well Aging Society Summit(同16-17日・東京),G20保健大臣会合(同19-20日・岡山)など,10月の一連の国際会議やイベントのキックオフと位置づけられていますので、皆様のご参加を歓迎いたします。
Junna Iwataさんからのご紹介です
※開催時間等の詳細はプログラムなど会議の詳細と登録画面でご確認ください