教養としての健康情報「それ」本当に信じていいですか?

市川衛(メディカルジャーナリズム勉強会の理事もされています)さんの書籍紹介です。

少し前に、ファクトフルネスという実用書が話題に。公衆衛生学の教授とその家族が、長年の緻密なデータの収集と研究で、人々の思い込み、特に著名人や有識者の間違った認識を暴いて驚愕させた本です。なぜ、そんな事が起きるのかといえば、実は、人はセンセーショナルで、ヴァイオレンス、ネガティブな情報のほうが好む傾向があるからだと。これは医療情報にも言えるかも。過激なタイトル 、内容に飛びついて信じてしまう。けれど、正しい情報は、案外、地味で目立たないところに隠されているのかもしれないと。でも 、そんなファクトを掘り起こし、伝えられるひとは希少です。それができるうちのおひとり、豊富な医療知識と常に更新されるデータや体制を把握されて、医療の翻訳家として、ご活躍されている市川衛さんの新刊書籍です。ぜひ、ご一読を。

教養としての健康情報 「それ」本当に信じていいですか?