pre-WMA JDNミーティング in Tbilisi <2日目報告>
2日目はMeeting with WMA Leadershipと称して、WMA現代表、次期代表、WMA事務総長、WMA議長をお招きして、小グループに分かれて、今後の医療ではどのようなことが課題となりうるかをテーマとしたディスカッションが行われました。若手医師の働き方、医師患者関係の構築、デジタル化の利点・問題点、医療分野やリーダーシップにおける男女平等性、また若手の政治への参加などのトピックが話されました。
また、WFME(World Federation for Medical Education)代表のProf. Dr. David Gordon先生より、各国の卒後医学教育の標準化と評価・認定システムに関してお話がありました。各国の卒後医学教育には多くのバリエーションがあり、専門領域の数、責任の所在(国、大学、専門機関、研修先病院)、専門研修期間、研修期間中の休職(妊娠出産・病気等)への対応などに関し、明確なビジョンがなく比較可能性や統一性のないことなどを、今後取り組むべき問題点としてお話しくださいました。
二日間を通して、世界をリードするトップの方々が、若手医師の課題意識や実際の経験談等に直接耳を傾けてくださるという、非常に貴重な機会に恵まれました。若手を巻き込んでのフラットなディスカッションは、全ての世代間や国間などの全てのギャップを乗り越えよりよい医療を模索していく上で重要であると感じました。
文責: JMA-JDN国際担当
岡本真希
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